未来の輝き、ラボから生まれる
ラボグロウンダイヤモンドは、最先端の技術によって人工的に作られた「本物のダイヤモンド」です。天然ダイヤモンドと同じ化学組成・結晶構造を持っており、見た目も輝きもまったく遜色ありません。違いは「生まれた場所」だけ。地中深くで何億年もかけて育まれたのが天然ダイヤ。一方、ラボグロウンはクリーンな環境で数週間かけて育てられる、持続可能な選択肢です。
■信頼の品質 - IGI(INTERNATIONAL GEMOLOGICAL INSTITUTE)認定
当店で取り扱うラボグロウンダイヤモンドは、世界的に権威のある鑑定機関、IGI(INTERNATIONAL GEMOLOGICAL INSTITUTE)によって厳しく検査・認定されたもののみを販売しています。IGIの鑑定書は、ダイヤモンドのカット・カラー・クラリティ・カラットなどを詳細に評価したもの。ジュエリーとしての価値だけでなく、品質の証明としても信頼されています。
■ IGI(INTERNATIONAL GEMOLOGICAL INSTITUTE)とは
IGI(インターナショナル・ジェモロジカル・インスティテュート)は、世界的に信頼されている宝石鑑定機関のひとつです。1975年に設立され、アメリカやベルギーをはじめとする各国に拠点を持ち、天然・ラボグロウン問わず、正確かつ中立な鑑定を行っています。ラボグロウンダイヤモンドの品質評価にもいち早く対応しており、その鑑定書は国際的な信頼性の証として高く評価されています。
■なぜ選ばれているのか
天然と変わらない美しさと輝き環境に配慮したエシカルな選択高品質なのに、価格は天然ダイヤよりもぐっと控えめ「サステナブル」かつ「スマート」なラグジュアリーを楽しめるのが、ラボグロウンダイヤモンドなんです。
■ダイヤモンドの4Cとは?
ダイヤモンドの価値は、国際的に統一された4つの評価基準「4C」によって決まります。この4Cとは、Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)の4つの頭文字からきています。世界中で使われている信頼性の高い基準で、購入時の大切な判断材料になります。
■ Carat(カラット):重さ
カラットとは、ダイヤモンドの重さを表す単位です。1カラット=0.2グラム。数字が大きいほど重く、見た目も大きくなります。ただし、大きいからといって必ずしも価値が高いとは限らず、他の「C」とのバランスも重要です。
■ Color(カラー):色の無色度
ダイヤモンドは無色透明に近いほど希少価値が高いとされます。評価は**D(完全無色)~Z(黄色味あり)**の23段階に分けられています。
- D~F:無色。非常に価値が高い。
- G~J:ほぼ無色。見た目には無色に近い印象。
- K以下:わずかに黄色味を感じる。
ラボグロウンダイヤモンドは、天然に比べてD~Fランクの高品質なものが多いのも魅力です。
■ Clarity(クラリティ):透明度
クラリティは、内容物(インクルージョン)や外部の傷(ブレミッシュ)の少なさを評価する指標です。透明度の評価は以下のように分類されます。
グレード | 内容 |
---|---|
FL(Flawless) | 顕微鏡でも内包物なし。非常に希少。 |
IF(Internally Flawless) | 内部に欠点なし。表面にごく小さな傷。 |
VVS1~VVS2 | 極めて微小な内包物。10倍拡大でも見つけにくい。 |
VS1~VS2 | ごくわずかな内包物。肉眼では見えにくい。 |
SI1~SI2 | 小さな内包物あり。肉眼ではほとんど目立たない。 |
SI3 | SI2とI1の中間。比較的新しい評価で、やや目立つ 内包物があるが日常使いには十分な美しさ。 |
I1~I3 | 内包物が肉眼でもはっきり見える。 |
クラリティが高いほど希少性が高くなりますが、肉眼での見え方も重要です。
■ Cut(カット):輝き
カットはダイヤモンドのプロポーション(形)と仕上げの技術を評価する項目です。カットの評価は、以下の3つの要素で構成されています。
プロポーション(全体のバランス)
シンメトリー(対称性)
ポリッシュ(表面の仕上げの滑らかさ)
評価は以下のように分類されます:
Excellent(エクセレント):最高ランク。理想的な輝き
Very Good(ベリーグッド):非常に美しい輝き
Good(グッド):十分な輝き。コストパフォーマンス良好
Fair~Poor:輝きにやや欠ける。
理想的なカットは、光の反射や屈折を最大限に引き出し、ダイヤモンド本来の輝きを与えてくれます。
■ IDEAL CUT(アイディアルカット)とは
IDEAL CUT(アイディアルカット)は、ラウンドブリリアントカットにおける最も理想的なカット比率を持つ特別なグレードです。理論上もっとも美しく輝くよう設計されており、「光の反射・屈折・分散」すべてが最高水準に整っています。特にラボグロウンダイヤモンドは、原石の均質性が高いため、このIDEAL CUTが実現しやすく、天然石では難しいほど精密なプロポーションを持つものも存在します。
■ ラボグロウンダイヤモンドと4C
当店で扱うラボグロウンダイヤモンドは、
IGI(INTERNATIONAL GEMOLOGICAL INSTITUTE)による厳格な評価を受けています。高品質なグレードを保ちつつ、価格も抑えられているのが特徴です。
■形成方法
HPHT:高圧高温(high-temperature,high-pressure)の略称
炭素に極端な高温と圧力を与えダイヤモンドを形成する手法
CVD:Chemical Vapor Deposition(化学気相蒸着)の略称
ダイヤモンド種結晶と炭素含有ガスによりダイヤモンドを形成する手法